育成ライトが必要な理由
塊根植物を育てる上で”育成ライト”は必須アイテムです。
塊根植物は、寒い季節(気温が10度を下回る)の屋外管理はNGです。
秋~冬の時期は、屋内の暖かい環境で育てる必要があります。
当然、屋内管理になれば日光に当てることは難しくなるので、”育成ライト”の出番です!
植物は常に”光”を必要としているため、育成ライトで十分な光を当ててあげましょう。
塊根植物の育成には、”育成ライト”は欠かせません。
国内メーカーを推奨
育成ライトの購入基準の第一歩として、『日本のメーカー』であることを推奨してます。
理由はいたってシンプルです。
ズバリ・・・”信頼性”です!
メーカーによっては、購入後1年間の保証もあるので非常に安心です。
大事に育てているからこそ、安心な国内メーカーの製品を使いましょう!
製品の比較ポイント
いざ育成ライトの検討を始めると商品説明欄には難しい単語やグラフが記載されてることがほとんどです。はじめて育成ライトを購入しようとする方にとっては、ハードルが高くなる一方です。
なので、以下に説明する2つのワードを優先的に覚え、各商品の比較がましょう!
まずは”PPFD”で比較すると良いです。
ただしながら、PPFDを商品説明に記載している商品は少ないのが現状です。
PPFD(単位:マイクロモル/μmol/m2・s)
※PPFD…光合成光量子束密度
『光合成に必要な光の量』 を数値化したもの。
ライトの光が植物にあたる地点において”光合成に必要な光の量”を数値化したものです。
この数値が高ければ高いほど、植物の光合成が進むと理解してもらえれば大丈夫です。
最低限必要な数値:500~1000μmol/m2・s(マイクロモル)
※参考:直射日光は約 2000 μmol/m2・s 曇りの日は約 50 〜 100 μmol/m2・s
照度(単位:ルクス/lx)
『光の強さ』を数値化したもの。
ライトの光が植物にあたる地点において”単純な光の強さ”を数値化したものです。
この数値が高ければ高いほど、明るくなると理解してもらえれば大丈夫です。
最低限必要な数値:25,000‐50,000lx
※参考:直射日光は約32,000〜100,000lx
国内メーカー 一覧
結論から申し上げますと、、、
BRIMとHaru Designの育成ライトをお勧めします。
価格×性能(光)でコストパフォーマンスの観点で、上記2社のライトが使い勝手が良いです。
BRIM(ブリム)
販売元:BRIM合同会社(HP:BRIM 公式サイト)
製品名:
COSMO 20W(BK-5800K)
PPFD:1,064(照射距離 40cm)
照度:64,500(照射距離 40cm)
価格:4,935円(税込)
Haru Design(ハルデザイン)
販売元:株式会社 HARUCO(HP:HARU DESIGN 公式サイト)
製品名:
Light STAFF VA 6K 白色系 6000ケルビン
PPFD:500‐700 (照射距離 40cm)
1000-1200 (照射距離 30cm)
照度:39,250lx (照射距離 40cm)
79,112lx (照射距離 30cm)
価格:¥4,670円(税込)
Helios Green(ヘリオスグリーン)
販売元:株式会社JPP(HP:株式会社JPP 公式サイト)
製品名:
Helios Green LED HG24
PPFD:1059.4 (照射距離 30cm)
照度:38,000lx(照射距離 30cm)
価格:7,480円(税込)
BARREL(バレル)
販売元:株式会社BARREL(HP:BARREL 公式サイト)
製品名:
NEO TSUKUYOMI LED 20W BLACK EDITION
PPFD:507(照射距離 40㎝)
照度:21,690lx(照射距離 40cm)
価格:13,600円(税込)
最後に
育成ライトはすこし高価ではありますが、
”国内メーカーの安心さ”と”長期的につかうこと”を考え、
より良いものを買っていただくことが一番です。
上記で国内メーカーのライトを1つずつ紹介していますが、
各社において豊富なラインナップがありますので、ぜひ各社のHPをのぞいてみてください!
それでは、ゆたかな園芸ライフをお送りください!!